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台湾の魅力紹介 Vol.10|台湾の最新テクノロジーを巡る旅|TSMC創新館・COMPUTEX・NVIDIA新本社|安威旅行社

台湾 TSMC 見学

半導体の聖地TSMC創新館、アジア最大のICT見本市COMPUTEX、NVIDIA新本社が誕生する北士科——世界が注目する台湾の技術力を巡るICT観光を、安威旅行社がご案内します。AI時代の台湾観光の最新トレンドも解説。

なぜ今、世界のテック企業が台湾に集まるのか

半導体不足をきっかけに、台湾は「世界のサプライチェーンの心臓部」として一躍注目を浴びました。しかしそれは一過性の話題ではありません。台湾は数十年にわたって半導体・ICT産業を国家戦略として育て続け、今や世界最先端の技術企業が次々と拠点を構える「科技の島」へと成長しています。

日本ではニュースの中の存在だった台湾の半導体産業ですが、実際に現地を訪れてみると、その厚みと熱量を肌で感じることができます。安威旅行社では、この「台湾の科技力」を実際に見て、触れて、体感していただくICT観光として、以下のようなスポットやテーマをご紹介しています。



台積創新館——世界を支える半導体産業の原点

新竹科学園区にあるTSMC台積創新館は、世界最大級の半導体ファウンドリであるTSMCの歴史と技術を紹介する博物館です。2016年の開館以来、創業者モリス・チャン(張忠謀)の歩みや半導体製造の仕組みを、映像とVR体験を交えて学べる施設として人気を集めています。

入館は無料ですが完全予約制で、日本語音声ガイドも用意されています。予約枠は非常に競争率が高く、毎月1日に翌月分の受付が始まると数秒で埋まってしまうともいわれるほどです。なお、TSMCの工場・オフィスそのものの見学は、公的な文書手続きや取引関係のある企業関係者などに限られており、一般の旅行者や旅行会社が自由に手配できるものではない点にご留意ください。台積創新館はあくまで一般公開されている博物館という位置づけで、「世界のiPhoneやAIチップがどこでどう作られているのか」の一端を学べる貴重な施設です。


アジア最大のICT見本市「COMPUTEX」で見る台湾の実力

台北で毎年開催されるCOMPUTEXは、アジア最大級のICT見本市として世界中のテック企業・バイヤー・メディアが集結するイベントです。半導体からAI、ロボティクスまで、次世代技術のトレンドが一堂に会する場であり、台湾発のヒューマノイドロボット開発など、日本ではまだあまり知られていない最新潮流を直接見ることができます。

会期に合わせた企業視察・研修旅行を組むことで、参加者は「ニュースで見る台湾」ではなく「世界の技術動向の最前線にいる台湾」を実感していただけます。


SEMICON Taiwan——半導体製造の最前線が集う国際展示会

2026年9月2日から4日にかけて、台北南港展覧館(TaiNEX 1・2)では「SEMICON Taiwan 2026」が開催されました。半導体製造装置・材料分野で世界有数の規模を誇る国際展示会で、フォーラムは8月31日から始まる「国際半導体週間」の一環として行われ、1,300社を超える出展企業、65カ国から10万人以上の専門家が参加したとされています。

今回は「Transform Tomorrow」をテーマに、AIやハイパフォーマンス・コンピューティングの進展を背景とした先端プロセスや先進パッケージング技術が注目され、新たに量子技術やスマート工場をテーマにした展示エリアも設けられました。COMPUTEXが「ICT・AI応用の祭典」だとすれば、SEMICON Taiwanは半導体そのものの「製造技術の祭典」といえるイベントで、台湾がサプライチェーンの中核として果たす役割の大きさを改めて示す機会となりました。


SEMICON Taiwan 2026(工商時報)
SEMICON Taiwan 2026(工商時報)

NVIDIAはなぜ台湾を選んだのか——新本社「Constellation(星群)」誕生の地・北士科

近年、台湾の技術力を象徴する出来事として大きな話題となったのが、AI半導体大手NVIDIAによる台湾新本社の建設計画です。NVIDIAは台北市北投士林科技園区(通称・北士科)のT17・T18街区を新本社用地として選定し、「Constellation(星群)」と名付けた新拠点の建設を進めています。

設計を手がけるのは、台湾を代表する建築家・姚仁喜氏。現在NVIDIAの台湾拠点で働く従業員は約1,000人ですが、新本社の収容規模は約4,000人と大幅に拡大される計画で、2026年末の着工、2030年前後の稼働開始が見込まれています。投資額は400億台湾元(日本円で2,000億円近く)規模ともいわれ、建設から稼働までの過程で1万人を超える雇用創出効果も期待されています。

NVIDIA創業者兼CEOのジェンスン・ファン氏は、COMPUTEXの基調講演でこの計画を発表した際、台湾を「AI革命の中心地」と位置づけました。半導体設計・製造の集積地であることに加え、優秀なエンジニア人材が豊富であることが、世界的テック企業が台湾を拠点に選ぶ理由となっています。

なお、この新本社は建設中の自社施設であり、一般の見学施設ではありません。内部への訪問は、公的な文書手続きや取引関係のある企業関係者などに限られる性質のものです。旅行者としては、北士科エリアの街並みや開発の様子を外から眺める形での見学が中心となります。


技術と観光が交わる場所——「ICT観光」という新しい旅のかたち

これまで台湾観光といえば、夜市やグルメ、九份や日月潭といった自然・文化観光が中心でした。しかし今、半導体工場やテック企業本社周辺エリアそのものが、新しい観光資源として注目されています。

  • 台積創新館など一般公開されている博物館・展示施設の見学

  • COMPUTEX会期に合わせた展示会見学

  • 北士科など新興テックエリアの街づくりを見る都市開発見学

  • 台湾の半導体産業や都市発展の歴史を学ぶ行程

なお、半導体工場や企業本社そのものへの立ち入りは、公的な文書手続きや取引関係のある企業関係者などに限られるのが一般的で、誰でも自由に見学できるわけではありません。一方で、一般公開されている博物館や展示会、開発中のエリアを巡るだけでも、台湾の技術力を肌で感じる旅は十分に組み立てることができます。こうした「ICT観光」は、単なる物見遊山ではなく、参加者にとって明確な学びと気づきを持ち帰れる旅として、日程の中に組み込む価値の高いテーマです。


台湾ICT視察・半導体通訳サポート|翁一殿(量子的観光顧問)による日台技術交流の最前線


翁一殿(量子的観光顧問)による日台技術交流の最前線

AIは台湾の観光業をどう変えていくのか

安威旅行社では、現地コーディネーターやガイドチームとともに、AI時代における観光のあり方についても日々研究を重ねています。半導体・AI産業で世界の最先端を走る台湾だからこそ、観光の現場にもいち早くテクノロジーが浸透しつつあります。

  • 多言語対応の高度化:AI翻訳・音声ガイドの精度向上により、言語の壁を越えたきめ細かい案内が可能に

  • 個々のニーズに合わせた行程提案:参加者の興味・目的に応じて、視察先や観光スポットをデータに基づき柔軟に組み合わせる旅づくり

  • 現地ガイドの専門性の深化:AIが定型的な情報提供を担う分、ガイドは現地の人間関係や最新事情を踏まえた「生きた情報」を伝える役割へとシフト

  • 企業視察のコーディネート精度向上:視察先企業とのアポイント調整や当日のロジスティクスにおいて、情報収集・管理の効率化が進む

安威旅行社は、こうした変化をいち早く現場のガイド・コーディネーター陣と共有しながら、AIと人の強みを組み合わせた「これからの台湾観光」を形にしています。テクノロジーが進化しても、現地の人にしか語れない体験価値を届けることが、私たちの変わらない役割です。



よくあるご質問(AEO対策/FAQ)

Q1. TSMC台積創新館の見学は誰でも申し込めますか? 

A. 一般公開されている博物館であり、事前予約をすれば見学可能です。ただし予約枠の競争率は非常に高く、毎月1日の受付開始直後に埋まってしまうことも珍しくありません。


Q2. TSMCの工場やオフィス内部を見学することはできますか? 

A. できません。工場・オフィスへの立ち入りは、公的な文書手続きや取引関係のある企業関係者など、限られた立場の人に限定されています。台積創新館はあくまで別棟の一般公開施設です。


Q3. COMPUTEXは誰でも見学できますか? 

A. COMPUTEXは台北で毎年開催されるアジア最大級のICT見本市で、来場登録をすれば業界関係者以外でも見学できる日程が設けられています。会期は年によって異なるため、事前の確認が必要です。


Q4. SEMICON TaiwanとCOMPUTEXは何が違いますか? 

A. COMPUTEXがAI応用やICT機器全般を扱う総合展示会であるのに対し、SEMICON Taiwanは半導体の製造装置・材料に特化した専門展示会です。開催時期も異なり、SEMICON Taiwanは例年9月上旬に台北南港展覧館で行われています。


Q4. NVIDIAの新本社「Constellation」は見学できますか? 

A. 見学はできません。2026年末頃に着工予定で、稼働開始は2030年前後が見込まれている自社施設であり、内部への訪問は公的な文書手続きや取引関係のある企業関係者などに限られます。北士科エリアの街並みを外から眺めることは可能です。


Q5. AIの活用によって、現地ガイドの案内の質は下がりませんか? 

A. むしろ逆と考えられています。翻訳や情報提供などの定型業務をAIが補うことで、現地ガイドはより専門性の高い案内や、一人ひとりに合わせた対応に注力できるようになると見られています。

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