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星宇航空×空山基、特別塗装機が初就航 張国煒董事長が自ら操縦

​​2026/7/14

台湾のスターラックス(星宇)航空は12日、現代美術家・空山基氏とのコラボレーションによる特別塗装機「エアソラヤマ・シルバー」を、台北(桃園)~東京(成田)線で初就航させた。初便は張国煒董事長(会長)が自ら操縦し、成田空港では就航記念イベントが開催された。

今回の特別塗装機は、コラボレーションプロジェクト「STARLUX AIRSORAYAMA」の一環として誕生したもので、「シルバー」と今後導入予定の「ゴールド」の2機が運航される。機材はいずれも最新鋭のエアバスA350-1000型機で、ファーストクラスからエコノミークラスまで計350席を備える。

成田空港には空山氏本人も駆けつけ、機内で記念プレートにサインを行ったほか、搭乗ゲートでは限定アメニティーの展示やフォトスポットが設置され、初便の乗客にはオリジナル記念品が配布されるなど、華やかなセレモニーとなった。

星宇航空によると、「エアソラヤマ」は10月1日から本格運航を開始し、台北~東京(成田)線に加え、アメリカ・フェニックス線やチェコ・プラハ線にも順次投入される予定。アートと航空が融合した新たな空の旅として、国内外の航空ファンや旅行者から注目を集めそうだ。

台鉄、台湾産ウナギを使用した期間限定「鰻鯛弁当」を発売

2026/7/14

台湾鉄路(台鉄)は、台湾産ウナギとティラピアを使用した新作駅弁「鰻鯛弁当」の販売を開始した。販売期間は8月23日までで、毎日数量限定となっている。

この駅弁は、農業部漁業署との協力で開発されたもので、台湾産ウナギの魅力を広く知ってもらい、国内消費の拡大を目的として企画された。

メインのおかずは、香ばしく焼き上げたウナギの蒲焼きと、外はサクサク、中はふっくらとしたティラピアのフライの2種類。副菜には、生湯葉とクコの実の炒め物、カツオ風味の錦糸卵、大根の漬物などが添えられ、彩り豊かな内容となっている。

価格は199台湾元(約1,000円)。台鉄グッズショップ「台鉄夢工場」および、北部・中部を中心とした一部の「台鉄弁当本舗」で販売される。台湾旅行中に期間限定のご当地駅弁を味わいたい人におすすめの一品だ。

頼総統、米上院議員グラム氏の死去を追悼 「台湾にとって真の友人」

2026/7/14

米共和党のリンゼー・グラム上院議員が11日(現地時間)に71歳で死去した。これを受け、台湾の頼清徳総統は12日、「台湾にとって真の友人だった」として深い哀悼の意を表明した。

頼総統は自身のX(旧ツイッター)に英語で、「自由を揺るぎなく守り続けた存在として、永く記憶されるだろう」と投稿し、その功績をたたえた。

総統府も声明を発表し、グラム氏は長年にわたり台湾海峡の平和と安定、そして台湾と米国の関係強化に大きく貢献したと評価。台湾政府を代表して遺族へ哀悼の意を伝えた。

グラム氏は2003年から米上院議員を務め、米議会を代表する親台湾派議員の一人として知られた。生前には3度台湾を訪問し、2022年には超党派の議員団を率いて訪台するなど、台米関係の発展に積極的な役割を果たしてきた。

台北・大稲埕サマーフェス開幕 スパイダーマン×ドローン×花火の特別ショー開催

2026/7/14

台北市の歴史ある街並みが残る大稲埕エリアで25日、夏の恒例イベント「大稲埕サマーフェスティバル(大稲埕夏日節)」が開幕する。今年はソニー・ピクチャーズとの初コラボレーションが実現し、人気キャラクター「スパイダーマン」とドローン、花火を融合させた特別な夜空のショーが披露される。

イベントは大稲埕埠頭と延平河浜公園を中心に、8月15日まで開催。注目の特別ショーは初日と最終日に実施され、午後8時から約20分間、音楽に合わせてドローンと花火が夜空を彩る。スパイダーマンが台北の街を飛び回るような演出で、来場者を魅了する。

さらに、8月5日には恒例の花火大会も開催予定。今年は演出時間を例年の6分間から8分間へ延長し、音楽と連動した迫力ある花火パフォーマンスを展開する。

会場周辺には、高さ9メートルの巨大スパイダーマンバルーンや、全長180メートルの光の回廊、大稲埕の歴史的建築や地域文化を取り入れた体験型アート装置も登場。周辺の迪化街エリアでは期間限定キャンペーンも実施され、夜の台北観光を楽しめる夏の人気イベントとして注目を集めている。

WEST.中間淳太、台北でファンミーティング開催「台湾は第二の故郷。帰ってきました」

​​2026/7/14

7人組アイドルグループ・WEST.の中間淳太さんが12日、台北市内でファンミーティング「黄・fan・fun Meeting - Junta & 愛TAIWAN - in Taipei」を開催した。台湾にゆかりの深い中間さんは、中国語で「台湾は第二の故郷。帰ってきました」とあいさつし、会場を大いに盛り上げた。

当初は昼夜2公演を予定していたが、台風9号の影響により昼公演と11日に予定されていた空港での出迎えイベントは中止となった。それでも夜公演では、ファンとの交流を楽しみながら、台湾への特別な思いを語った。

台湾人の父親を持つ中間さんは、小学生時代の約6年間を台湾で過ごした経験があり、イベントでは中国語と日本語を交えながらファンと交流。好きな台湾グルメについて聞かれると、昔から気になっていた「燒酒螺(小さな巻貝の甘辛煮)」を挙げ、子どもの頃に母親から辛さを心配され食べることを止められていた思い出を披露した。

また、夜市で塩酥鶏(台湾風唐揚げ)や豬血糕、蚵仔麺線など台湾ならではの料理を楽しみたいと語り、台湾文化への愛着を見せた。

イベント終盤には台湾語で「愛している」と何度も伝え、ファンへ感謝の気持ちを表現。「必ず台湾に戻ってきます」と約束し、来年はWEST.として台北公演を開催したいとの願いを込め、指切りと親指でハンコを押すポーズを披露した。ファンとの絆を深める温かな一夜となった。

台湾人口、30カ月連続で減少 出生数低下で少子高齢化が加速

​​2026/7/14

台湾の総人口は2025年6月末時点で2324万3565人となり、30カ月連続で減少したことが内政部(内務省)の統計で明らかになった。今年上半期の出生数は4万6344人で、前年同期の5万5375人から9000人以上減少し、人口減少傾向が続いている。

6月末の総人口は前年同月比で10万3176人減少し、前月比でも9076人減となった。6月の出生数は7324人で、前年同月より1644人減少。一方、死亡数は1万6340人となり、出生数から死亡数を差し引いた自然増減はマイナス9016人となった。

地域別の出生率では、新竹市が人口千人当たり5.05で最も高く、雲林県4.86、桃園市4.66が続いた。一方、基隆市は2.20と最も低く、嘉義県2.66、苗栗県3.24となった。

人口移動では、6月の転入者数は6万5101人、転出者数は6万5161人で、社会増減はマイナス60人となった。

台湾は2024年12月、65歳以上の人口比率が20%を超え、「超高齢社会」に突入した。6月末時点では、65歳以上が476万1941人で全人口の20.49%を占め、0~14歳は11.34%、15~64歳は68.18%となっている。

高齢化率が最も高い地域は台北市の24.61%で、最も低いのは新竹県の15.38%。少子化と高齢化が同時に進む中、台湾では今後の労働人口確保や社会保障制度への対応が大きな課題となっている。

台風9号、台湾の警報をすべて解除 北部山間部では700ミリ超の大雨

​​2026/7/14

台湾中央気象署(気象庁)は12日午前、台風9号の勢力が弱まり、強風域が縮小したことを受け、陸上・海上の台風警報をすべて解除した。台風は台湾北東の海上を通過し、中国方面へ進んでいる。

12日午前8時時点で、台風は馬祖の北約410キロを北西へ時速23キロで進行。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は28メートルとなっている。

気象署によると、台風9号は一時、強風域の半径が約380キロに達する近年まれに見る大型台風となり、11日午後には台湾沿岸から約210キロまで接近した。各地沿岸では最大風速20.8~28.4メートル級の突風を観測し、蘭嶼では46.1メートル、彭佳嶼でも36.9メートルの非常に強い突風が記録された。

また、西部や北部山間部を中心に大雨となり、9日から12日朝までの累積雨量は苗栗県で770.5ミリ、新竹県743ミリ、台中市608ミリを観測。警報は解除されたものの、山間部では土砂災害や河川の増水への警戒が引き続き呼びかけられている。

南シナ海仲裁から10年 台湾、平和的解決と対話の4原則を改めて表明

​​2026/7/14

南シナ海を巡る仲裁裁判所の判断から10年となった12日、台湾の外交部(外務省)は、南シナ海問題に関する台湾の基本方針と「4つの原則」を改めて示し、関係各国に対し地域の平和と安定を共に維持するよう呼びかけた。

外交部は、「中華民国(台湾)の南シナ海諸島に対する主権の主張と関連政策に変更はない」と表明。その上で、①国際法と国連海洋法条約に基づく平和的解決、②台湾の多国間紛争解決への参加、③航行・飛行の自由の維持、④「主権を棚上げし、共同開発を進める」という考え方を基本原則として改めて強調した。

また、台湾は南シナ海の重要な利害関係者であり、地域の行動規範や関連協議から排除されるべきではないと主張。各国が平等な対話を通じて平和と安定を維持し、海洋資源の保全と共同開発を進めることへの期待を示した。

さらに外交部は、一方的な勢力拡大やグレーゾーン戦術、軍事拠点化など地域の緊張を高める行為に反対する姿勢を表明し、関係国に対して国際法を尊重し、対話による平和的な問題解決を進めるよう呼びかけた。

台湾軍「連合防衛演習」初実施 海軍陸戦隊が台北近郊へ機動展開

2026/7/14

台湾軍は13日、初となる「連合防衛演習」を開始した。演習は17日まで行われ、敵軍が出撃し台湾周辺の海域へ進入した事態を想定し、陸・海・空軍の戦力を統合した共同作戦能力の強化を目的としている。

演習初日には、海軍陸戦隊(海兵隊)が増援部隊として基地から台北近郊へ向けて機動展開を実施。トラックや野戦救急車、通信車など数十台の軍用車両を複数隊に分けて移動させ、第1陣は午前中に現地へ到着した。その後、指揮所の開設や周辺偵察など、防衛態勢の構築訓練を行った。

今回の演習では、指揮系統が分散した状況を想定し、敵の探知から攻撃に至る「キルチェーン」の運用を検証。部隊間の連携、指揮統制、交戦規定の実践など、実際の有事を想定した対応能力の確認が進められている。

国防安全研究院の蘇紫雲所長は、海軍陸戦隊について、国家レベルの即応部隊として重要な役割を担っていると説明。台湾海峡での防衛作戦では、政府中枢や台北都市圏など重要地域の防衛を支える戦力として、迅速な増援能力が期待されていると述べた。

台風被害で孤立した苗栗・南庄 住民が弓矢でロープを渡し物資輸送

​​2026/7/14

台風9号の影響による土砂災害で、中部・苗栗県南庄郷東河村の一部集落が13日現在、道路寸断により孤立状態となっている。現地では住民が知恵を絞り、弓矢を使ってロープを対岸へ渡し、生活物資を輸送する対応が続けられている。

被害を受けた鹿場、鹿山、鹿湖などの集落では、土砂崩れによって道路が通行できない状況となっている。一方、鹿場集落には商店があり、比較的物資が確保されているため、周辺集落へ食料や生活用品を届ける支援が行われた。

苗栗県議会の楊文昌議員によると、現在も道路復旧の具体的な見通しは立っていないものの、電力や通信設備は通常通り利用できているという。

鹿場集落の住民は、ロープを飛ばす専用の索発射装置がないため、約30メートル離れた対岸へロープを渡す手段として弓矢を使用したと説明。「対岸の集落から連絡があれば、いつでも物資を届ける」と語り、地域内で助け合う姿を見せている。

これらの集落には主に台湾原住民族タイヤル族が暮らしており、厳しい自然環境の中で住民同士が協力しながら台風被害を乗り越えている。

台湾俳優モー・ズーイー主演「シャンバラストーリー」公開へ 半年かけチベット僧侶役を追求

​​2026/7/14

台湾俳優モー・ズーイー(莫子儀)と日本女優・武田梨奈が主演する日米印合作映画「シャンバラストーリー(香巴拉物語)」が、7月24日に台湾で公開される。ズーイーは本作で、インド・ダージリンから日本へ修行に来たチベット仏教の僧侶役を演じ、徹底した役作りで注目を集めている。

映画公開に先立ち、台北映画祭では4日と5日に特別上映が行われ、ズーイー、武田梨奈、関根俊夫監督らが舞台あいさつや記者会見に出席した。

作品では、チベット仏教の戒律を守る僧侶と、刑務所を出所した女性との間に芽生える許されざる愛を描く。ズーイーは役作りのため半年間にわたり、チベット語、日本語、英語を学んだほか、宗教や文化についても深く研究。実際に寺院へ通い、僧侶としての精神性を理解する努力を重ねたという。

劇中では、愛や欲望と仏教の戒律の間で揺れ動く僧侶の葛藤を表現。ズーイーは撮影時、役柄の肌の色を再現するため全身に塗料を施し、ベッドシーンでは1~2時間かけて準備を行ったことを明かした。「人間としての感情と、仏教の教えの間での心の葛藤が今も強く印象に残っている」と語った。

関根監督は当初、チベット人俳優の起用を検討していたが、適任者を探す中でズーイーと出会ったという。半年間自主的に学び続けた姿勢を高く評価し、日本在住のチベット人からも「本物のチベット僧侶と変わらない」と称賛されたと紹介した。

国境を越えた合作作品として、台湾、日本、インドの文化が融合した本作に期待が高まっている。

IPAC議員団、金門周辺海域を視察 台湾側「特定勢力に操られる組織ではない」と反論

​​2026/7/14

民主主義国の国会議員で構成される「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」のメンバーが、中国福建省に近い台湾の離島・金門周辺海域を視察したことを巡り、中国側が批判を強めている。これに対し、同行した台湾立法委員の范雲氏は、IPACは特定の国家や政府、政党によって操作される組織ではないと強調した。

今回の視察には、英国、ニュージーランド、チェコ、ウクライナの国会議員、インドの元議員、IPAC共同創設者兼事務局長のルーク・デ・プルフォード氏らが参加。台湾側からはIPAC台湾共同主席の范雲立法委員や、野党・民衆党の陳昭姿立法委員も同行した。

一行は9日、海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の巡視船に乗り込み、金門南西部から南東部にかけて周辺海域を視察。台湾海峡の安全保障環境や海洋防衛の現状について説明を受けた。

これに対し、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の陳斌華報道官は10日、IPACを「反中勢力による集まり」と批判し、視察は台湾の与党・民進党に利用されたものだと主張した。

范氏は12日、自身のフェイスブックで反論し、「IPACは40カ国以上、約300人の国会議員で構成されており、いかなる単一国家や政府、政党でも操ることはできない」と説明。また、参加議員らが厳しい気象条件の中で台湾海峡の防衛について積極的に質問していた姿に触れ、地域の平和と安全への関心の高さを示した。

范氏は、中国側からの批判は予想されていたものだとし、IPACは今後も民主主義や地域の安定に関する議論を続けていく姿勢を示した。

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