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高雄で「日台高雄フルーツ祭」開幕 台日交流と熊本復興支援に温かなエール

​​2026/8/3

高雄市政府と日本台湾交流協会が共同開催する「日台高雄フルーツ祭」が8月1日、高雄流行音楽センター海風広場で開幕した。イベントは2日夜まで開催され、今年で3回目を迎える。会場では台湾と日本各地から直送された旬のフルーツや特産品が販売され、多くの来場者でにぎわった。

また、高雄市と交流協定を結ぶ青森県むつ市、新潟県佐渡市、静岡県沼津市、福岡県北九州市なども出展し、それぞれの地域の名産品や観光、文化の魅力を紹介。ステージでは台湾と日本のアーティストやバンドによるライブパフォーマンスが行われ、大食いタレントのアンジェラ佐藤さんも登場し、会場を盛り上げた。

さらに、先月末に発生した地震で被害を受けた熊本県への応援ブースも設置された。本来出展予定だった熊本県と熊本市は地震の影響で参加を見送ったが、多くの来場者がブースに立ち寄り、被災地への応援メッセージを寄せた。集まったメッセージは熊本へ届けられる予定で、日台の温かな友情と支え合いの気持ちが感じられるイベントとなっている。

台湾・民衆党が結党7周年 11月統一地方選へ国民党との協力方針を表明

2026/8/3

台湾第2野党・民衆党は8月2日、台中市で結党7周年を記念する党大会と周年イベントを開催した。黄国昌主席(党首)は、11月28日に投開票が行われる県市長選(統一地方選挙)に向け、最大野党・国民党との協力を進める方針を改めて示した。

黄主席は党大会前の記者会見で、「国家の利益と国民の幸福につながる政策については、国民党と緊密に協力していく」と強調。県市長選に関しても、これまで一貫して最大限の誠意と善意を持って国民党との協議や意思疎通を続けてきたと説明し、野党間の連携強化に意欲を示した。

民衆党は2019年8月、当時の台北市長だった柯文哲氏を中心に結党。2024年の立法委員選挙では8議席を獲得し、第2野党として存在感を高めた。一方で、柯氏は収賄罪などで起訴され党主席を辞任。その後、黄国昌氏が第2代主席に就任した。柯氏は一審で有罪判決を受けたが、現在は控訴しており、司法手続きが続いている。

台湾高速鉄道、来夏の新型車両導入へ過去最大のダイヤ改正 ピーク時は毎時10本運行へ

2026/8/3

台湾高速鉄道(高鉄)は、2027年7月に予定される新型車両「N700ST」の営業運転開始に合わせ、2007年の開業以来最大規模となるダイヤ改正を実施する計画だ。ピーク時の運行本数は現在の毎時最大7本から10本へ増加し、輸送力と利便性の大幅な向上が期待されている。

N700STの第1編成は7月30日、山口県の日立製作所笠戸事業所から出荷され、8月15日に台湾へ到着予定。各種試験を経て、2027年7月1日に営業運転へ投入される見通しだ。今後、車両数は34編成から46編成へ増え、より柔軟な運行や多様な停車パターンが可能となる。

高鉄は段階的にダイヤを改正し、第1段階の新ダイヤを今年10~12月に発表、来年初めから順次導入する予定。金曜・日曜夜には北部から台中への区間列車を増発するほか、南港~台中間ではピーク時に毎時2本を運行し、約10分間隔で列車を運転することで、南港駅と台北駅の混雑緩和を図る。

さらに、桃園駅では停車時間を延長し、桃園国際空港利用者が大型荷物を持っていても余裕を持って乗降できるよう改善する。また、北部と南部主要駅のみを結ぶ速達列車に加え、雲林や嘉義と台中・台北を結ぶ直行列車も新たに設定する予定で、各地域へのアクセス向上が期待されている。

台湾警察、日本人旅行者をホテルまで案内 台中で心温まる交流

2026/8/3

台湾中部・台中市で7月14日、1人で台湾旅行中に道に迷った日本人男性を、地元警察官が宿泊先のホテルまで送り届ける心温まる出来事があった。

台中市政府警察局第一分局によると、男性は同日午後4時過ぎ、継中派出所を訪問。台湾鉄路(台鉄)台中駅周辺を散策しているうちに道が分からなくなり、約2時間にわたりホテルを探していたという。

対応した警察官は、簡単な日本語を使いながら男性と意思疎通を図り、宿泊先の場所を確認。しかし、台中駅周辺はホテルが多く、道路も複雑に入り組んでいるため、口頭で案内するだけでは再び迷う可能性があると判断。安全を考慮し、男性を直接ホテルまで送り届けた。

男性は警察官に何度も頭を下げて感謝の気持ちを伝え、「台湾の人々は親切で温かい」という印象を実際に感じることができたと話したという。

台中市警は、近年多くの外国人観光客が台中を訪れていることから、旅行中に道に迷った場合や言葉が通じない、突然のトラブルに遭遇した際には、近くの派出所に気軽に相談してほしいと呼びかけている。

台北動物園、上海から来たレッサーパンダを公開 都市交流の成果も政治的な隔たり浮き彫りに

​​2026/8/3

台北市立動物園は7月29日、中国・上海動物園から動物交流の一環として移送されたレッサーパンダ2匹の一般公開を開始した。3歳の雄と2歳の雌で、メディア向けのお披露目イベントでは、それぞれ「楽楽(ルールー)」「甜甜(ティエンティエン)」と命名されたことが発表された。

今回の動物交流は、2024年に台北市と上海市が開催した都市フォーラムで締結された協力覚書(MOU)に基づくもの。台北から上海へは、シロテテナガザルが贈られる予定となっている。

公開初日、「楽楽」は来園者の前で飼育員からリンゴや動物用ビスケットを元気よく食べる姿を披露し、多くの注目を集めた。台北市の蒋万安(しょうばんあん)市長は、レッサーパンダの受け入れについて、都市フォーラムの具体的な成果であるとともに、絶滅危惧種の保護、生物多様性の維持、持続可能な発展という共通の責任を象徴するものだと述べた。

一方、公開イベントには上海側関係者は出席しなかった。台北市によると、上海市台湾事務弁公室(台弁)の幹部らの訪台について台湾側に申請したものの、一部関係者の入境に同意できないとの回答を受け、再申請は行わなかったという。

台湾の大陸委員会の邱垂正主任委員は、関連人物の訪台について「統一戦線工作につながる懸念があった」と説明。これに対し蒋市長は、上海側関係者が参加できなかったことは残念だとした上で、「統一戦線工作と何の関係があるのか」と疑問を呈した。

動物交流を通じた友好の象徴が示される一方、台中関係をめぐる政治的な課題も改めて浮き彫りとなった。

高雄に「台湾オペラセンター」誕生 歌仔戯の継承と台湾文化発展の拠点へ

​​2026/8/3

南部・高雄市で7月30日、「台湾オペラセンター」の看板除幕式が行われた。歌仔戯(台湾オペラ)の新作創作や人材育成、講座、展示、練習などに活用されている同センターについて、李遠文化部長(文化相)は、歌仔戯の伝承拠点にとどまらず、地域の歴史や芸術文化の発展を支える重要な中心施設になってほしいとの期待を示した。

台湾オペラセンターは、文化部が管轄する国立伝統芸術センターが2年以上をかけて整備した施設。この日は、台湾歌仔戯推進基金会による児童歌仔戯の成果発表会や、著名俳優による公演も開催され、多くの関係者や観客が参加した。

李部長は、台湾は多様な文明を受け入れてきた「包容力のある海の島」だと表現。外から伝わった文化も台湾の土地に根付き、変化を重ねながら独自の特色を持つ文化へ発展してきたと述べた。また、多くの伝統芸能が歴史の変化を乗り越え、人々の努力によって継承・発展してきたことは、台湾文化の柔軟性と強さを示していると語った。

文化部は今後も、歌仔戯をはじめ台湾で育まれた伝統劇や芸術活動を継続的に支援していく方針を示し、各劇団や芸術団体が十分な資源を活用できるよう予算確保にも努めるとしている。

台湾オペラセンターは2024年にプレオープン。2024年には320回、2025年には528回のイベントが開催され、参加者数は約10万人から13万人以上へ増加した。過去2年間で102団体が188公演を実施し、23作品の新作演目が初演されるなど、台湾伝統芸術の新たな発信拠点として成長を続けている。

台北オープン 台湾勢は混合ダブルス銀メダル 11年ぶりに金メダルなし

​​2026/8/3

バドミントンの台北オープンは8月2日、各種目の決勝が行われ、台湾勢で唯一決勝に進出した混合ダブルスの楊博軒・胡綾芳組は、日本の渡辺勇大・田口真彩組にゲームカウント0対2で敗れ、銀メダルを獲得した。台湾勢が今大会で金メダルを獲得できなかったのは、2015年以来11年ぶりとなる。

第1ゲームは楊の積極的なスマッシュなどで9対5とリードしたものの、中盤以降に逆転を許した。その後19対19まで追い上げたが、最後は連続失点で19対21。続く第2ゲームは日本ペアに主導権を握られ、8対21で敗れた。

今大会では男子シングルスの周天成、林俊易、女子シングルスの黄宥薰、男子ダブルスの陳政寬・劉廣珩組も準決勝まで勝ち進んだが、決勝進出は果たせなかった。

試合後、胡綾芳は「台湾勢で唯一の決勝だったため最初はプレッシャーもあったが、すぐに気持ちを切り替え、ベストを尽くすことだけを考えた」とコメント。表彰式では、元バドミントン台湾代表で現在は運動部長(スポーツ相)を務める李洋氏が、かつての仲間たちにメダルを授与し、会場から大きな拍手が送られた。

萩原利久、台北でファンミーティング開催 台湾グルメへの期待とファンへの思いを語る

​​2026/8/3

俳優の萩原利久が8月2日、台北市内でファンミーティングを開催する。イベントに先立ち1日に記者会見が行われ、台湾の印象や楽しみにしているグルメ、ファンへの思いを語った。

萩原は、日本と同様に台湾も暑いと感じたと話し、到着後すぐにタピオカミルクティーを味わったことを明かした。また、台湾名物の小籠包を食べることを楽しみにしているほか、トマトが好物であることから、台湾南部で親しまれている「しょうが入りの甘口しょうゆ」を付けて食べるスタイルにも興味を示した。

今回のファンミーティングについては、「自分にとって新しい挑戦」と位置付け、「慣れない部分も多いが、ファンの皆さんの期待に応えられるよう精一杯頑張りたい」と意気込みを語った。

萩原は昨年9月にも写真集の手渡し会のため台湾を訪れており、今回再び台湾のファンと交流できることを喜び、「また皆さんに会えることをとてもうれしく思います」と笑顔を見せた。

台湾・林佳竜外交部長、滝波宏文参院議員と会談 台日の協力強化と地域安定を確認

2026/8/3

台湾の林佳竜外交部長(外相)は7月31日、台湾を訪問した日本の滝波宏文参院議員と会談し、台日関係の強化やインド太平洋地域の平和と安定について意見交換を行った。

林部長は、台湾と日本は自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有する重要なパートナーだと強調。台湾は今後も日本をはじめとする理念の近い国々と連携し、インド太平洋地域の平和、安定、繁栄の維持に貢献していく考えを示した。

台湾外交部によると、会談では地域情勢や台日協力、両国が連携して取り組む地域の安全保障などについて幅広く意見交換が行われた。

滝波氏は、7月28日に発生した熊本地震に際し、台湾政府と台湾の人々から寄せられた温かい支援や迅速な支援の申し出に感謝を表明。「台日関係は家族のような絆で結ばれている」と述べ、災害時に互いに助け合う強固な友好関係が改めて示されたと語った。

林部長は、台日両国が経済・貿易、科学技術、文化、観光、地方交流など幅広い分野で緊密な協力を進めていると説明。議会外交を通じて相互信頼とパートナーシップがさらに深まっていると強調した。

台湾外交部は今後も、議会外交を含む各方面での交流を推進し、台日間の実質的な協力拡大と地域の平和・繁栄の促進に努める方針を示している。

台湾株、過去最大の上昇幅を記録 加権指数3186ポイント高で4万3000台突破

​​2026/8/3

台湾株式市場は7月31日、大幅上昇となり、加権指数(TAIEX)の終値は前日比3186.45ポイント(7.98%)高の4万3119.75ポイントを記録した。1日の上昇幅としては過去最大となり、主力株や大型株を中心に買い注文が広がった。

半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)は220台湾元高となり、過去最大の上昇幅を更新。主要電子株の聯発科技(メディアテック)や日月光投資控股(ASE)、高株価銘柄の信驊科技(エースピードテクノロジー)、川湖科技(キングスライド)なども相次いでストップ高となり、電子株指数は9.19%上昇した。市場全体では113銘柄がストップ高となった。

また、韓国のSKハイニックスなど半導体メモリー大手の株価上昇を受け、台湾のメモリー関連銘柄にも買いが集中。複数の銘柄がストップ高となった。

半導体関連だけでなく、プラスチック、ケーブル、ガラスなど従来型産業の業種別指数も軒並み6%以上上昇し、市場全体が幅広く買われる展開となった。台湾株は半導体需要の拡大期待を背景に、投資家の強い買い意欲が表れる形となった。

台北MRT、韓国製の新型車両を公開 来年5月から淡水信義線で運行開始へ

​​2026/8/3

台北メトロ(MRT)は7月28日、韓国の現代ロテムが受注・製造した新型車両を報道陣に公開し、2027年5月から淡水信義線で営業運転を開始する予定だと発表した。台北メトロの車両を現代ロテムが製造するのは今回が初めてとなる。

新型車両は、路線延伸や利用者増加への対応を目的に導入されるもので、第1編成は今年5月に台湾へ到着。今後、各種試験を経て運行開始に向けた準備が進められる。

台北メトロ車両処の陳智暉処長によると、新型車両は利用者の快適性と安全性を高める設計が特徴。車内はロングシートのみを採用し、乗客の移動スペースを広げたほか、高齢者がつかまりやすいよう縦型の手すりを増設した。また、車内の温度を均一に保つための冷房ファンを設置し、ドアには荷物などが挟まりにくい安全設計を導入。さらに、人工知能(AI)を活用し、乗客の降車忘れを検知する機能も搭載されている。

製造費用は1編成当たり約5億9000万台湾元(約30億円)。台北メトロは今後、淡水信義線に加え、文湖線にも新型車両を導入する計画で、都市交通の輸送力とサービス向上を進める方針だ。

東野圭吾さん死去報道後、台湾で作品人気急上昇 電子書籍ランキング上位を独占

​​2026/8/3

日本の人気作家・東野圭吾さんの死去が報じられたことを受け、台湾で東野作品への関心が急速に高まっている。台湾の大手ECサイト「博客来」の電子書籍総合ランキングでは、一時トップ10のうち5作品を東野さんの作品が占めた。

博客来によると、27日の中国語書籍の売上は前日比で約50倍に増加し、電子書籍の売上も約16.5倍を記録。幅広い世代の読者が東野作品を初めて手に取ったり、過去に読んだ作品を再び読み返したりしていることを示しているという。

28日午前11時時点の電子書籍リアルタイムランキングでは、トップ100以内に東野作品が26作品ランクイン。トップ10には「白夜行」が3位、「容疑者Xの献身」が4位、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が7位、「悪意」が8位、「架空犯」が10位に入った。また、27日の書籍ランキングでは「白夜行」が1位となった。

博客来は、これまで東野作品の主要読者層は40~49歳だったが、今回の売上データでは36~39歳の読者が大きく増加し、20代の読者層にも広がりを見せていると分析している。

東野圭吾さんの作品は台湾でも長年高い人気を誇り、各書店の年間ベストセラーに数多く登場してきた。誠品書店が2019年に発表した統計では、累計販売冊数が最も多い作家として東野さんの名前が挙げられている。また2023年度には、台湾の公共図書館における文学作品の貸出ランキングで「白鳥とコウモリ」が1位となるなど、台湾の読者から深く支持され続けている。

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