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台湾の魅力紹介 Vol.2|

百年の記憶が息づく見晴古道・太平山鉄道遺産・鳩之澤温泉

宜蘭太平山国家森林遊楽区・鳩之澤温泉

台湾には、夜市やグルメだけでなく、山岳地帯に広がる自然と、そこに刻まれた歴史文化があります。特に阿里山エリアの見晴古道、北台湾の太平山鉄道遺産、そして日本時代から親しまれてきた鳩之澤温泉は、近代史と自然の融合を体験できる場所です。百年を超えて今も人々に受け継がれる歴史の息吹を感じることができます。

見晴古道 ― 林業鉄道が生んだ道

見晴古道は、阿里山森林鉄道の歴史と密接につながっています。日本統治時代、阿里山の山林は良質な檜や杉の供給源として注目され、林業開発が急速に進みました。1912年には阿里山森林鉄道が完成し、嘉義から阿里山まで木材を運ぶルートが整えられました。この鉄道網の支線や作業路として利用されていたのが、現在「見晴古道」と呼ばれる道です。線路跡や鉄橋跡が今も残り、当時の産業遺産を物語っています。労働者たちは険しい自然環境の中で木材を切り出し、トロッコで運搬しました。古道を歩けば、木材の香りと汗に包まれた労働の日々、そして彼らが見上げたであろう森と空を追体験できます。「見晴(みはらし)」の名は、木材運搬の合間に一息ついた労働者たちの記憶を映しているのかもしれません。


太平山とポンポン車 ― 林業鉄道の遺産

太平山は、台湾北東部・宜蘭県大同郷に位置する標高1,900メートルを超える名峰で、日本統治時代には阿里山と並ぶ林業の拠点でした。台北からは車で約3時間の距離にあり、亜熱帯から冷温帯までの多様な植生を持つことで知られています。1910年代以降、林業開発が進められ、伐採した木材を運搬するために森林鉄道が整備されました。その総延長は100kmを超え、宜蘭の南方澳港へ木材を搬出する大動脈となりました。森林鉄道は急峻な山岳を克服するため、数多くの橋梁やトンネルを備え、日本の技術者と台湾の労働者の協力で築かれました。ここで伐り出された檜や杉は、台湾のみならず日本本土の建築材や鉄道枕木としても利用されました。林業衰退後、線路の一部は観光用に保存され、現在は「蹦蹦車(ポンポン車)」として運行されています。木製の小型トロッコで原生林を走る体験は、林業時代の歴史を追体験できる貴重なアクティビティです。1970年代以降、太平山は「太平山国家森林遊楽区」として整備され、自然保護と観光の拠点となりました。今ではポンポン車は「動く文化遺産」として、台湾の林業史を後世に伝え続けています。


鳩之澤温泉 ― 日本時代の温泉文化を受け継ぐ地

太平山エリアには温泉も湧き出ており、その代表が鳩之澤温泉です。日本時代には「白石温泉」と呼ばれ、林業従事者や観光客の癒しの場として利用されてきました。周囲には当時の宿泊施設や温泉場が整備され、温泉文化が台湾に根付くきっかけのひとつとなりました。現在でも温泉施設の一部に日本統治期の面影を感じることができ、当時の記録や石碑も残されています。特に人気なのが「温泉卵体験」。源泉の高温湯を利用して卵を茹でる習慣は、戦前から観光客に親しまれていたものです。湯けむりの中で卵を待つひとときは、まさに百年前の人々と同じ体験をしているといえるでしょう。森に囲まれた露天風呂や足湯も整備され、山歩きで疲れた体を癒す場所として、多くの旅行者に愛されています。


まとめ

- 見晴古道:日本時代に林業鉄道とともに整備された作業路。線路跡が残り、労働者たちの記憶を感じられる。

- 太平山とポンポン車:宜蘭県に位置する林業拠点。森林鉄道の遺産を観光トロッコで体験可能。

- 鳩之澤温泉:日本時代から続く温泉文化を今に伝える場所。温泉卵体験は百年を超える観光資源。

これらは、都市観光では得られない「台湾の深層」に触れる特別な体験であり、日本と台湾の歴史的なつながりを感じさせてくれます。


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